【さんふらわあ編】コーギー小太郎と鹿児島帰省 愛犬とプチ車中泊＆フェリーさんふらわあ その３
おはようございます。タスです。
１月１０日夜発１月１５日朝着の５泊６日で鹿児島県南九州市に帰省してきました。
前回までの記事はコチラ
思いのほか長くなってしまった鹿児島帰省シリーズ。今回は復路で利用したさんふらわあについてです。
まだ新しい船とだけあってペットと一緒に乗船している人も少なかったのか情報をあまり得られず、かつ公式を見ても「わんことの面会時間って結局いつからいつまでだ？」「ケージは必要なの？」「ドッグランはいつ使えるんや」とうとうが分からず疑問と不安まみれのまま利用したので、この記事ではそこらへんを詳しく書きたいと思います。
利用した航路と乗船までの流れ
今回利用したのは2018年にデビューした新造船、さんふらわあさつま・きりしま（どっちだったか忘れた）
私たちが利用した当時は、大人2人+犬1匹+車で45000円くらいでした。（※後述しますが今回”ウィズペットルーム”という犬と一緒のお部屋に泊まれるプランではなく、わんこはケージに預けるプランを選択しています。）
志布志港を17時発の便だったので16時ごろには到着し車のまま列に並び、車をおりて建物内で受付をします。
予約の段階でワンコがいることと車を載せることは申請していたので手続き自体はとてもスムーズ。初めての利用の場合は丁寧に説明もしてくださるので不安なく乗船できます。ここでお部屋に入るためのカードも一人一枚ずつ受け取りました。
受付が終わったら車の中で待機。
デカイ。(そしてやはり広角レンズが欲しい。)
ちなみに乗船して車をおりてからは原則車に戻ることができないようです。待機している暇な時間に何を持っておろすのか精査して必要なものだけまとめておくことをおすすめします。
出発時間少し前になるとトラックから順番に乗船していきます。船内で指示された通りの区画に駐車すると、近くの車からも続々とワンコたちがおりてきてました！船の中はわんこを歩かせることはできないのであらかじめ持ってきたケージに入れた状態で車からペットケージがある部屋まで運びました。が、ケージが置いてあるお部屋の前にペットカートが数台置いてあったので、これを借りればケージを用意していなくても車からペットエリアまで運ぶことができそうです。
ペット専用エリアについて
ペットエリアの前まで到着するとスタッフの方がお声かけくださり、エリアの使い方について詳しく説明してくださいました。
ペットエリアには①ペットを預けるケージがあるお部屋と②ウィズペットルームというペットと一緒に宿泊できるお部屋と③ドッグランがあること
受付時に渡されたカードをかざすことでエリアに入れること（つまり、ペットを連れていない人はエリアに入れません）
エリア内全域でわんこはケージに入る必要がなく、廊下もわんこが歩いてOKだということ
ペットエリア、およびドッグランには夜間も入って大丈夫だということ
乗船するまでは、「ペットとの面会時間が決まっているかもしれないから乗船後すぐにドッグランに連れて行ってできるだけストレスを発散させないと…」とか、「夜の間ずっとケージの中に一人きりで大丈夫かな…」といろいろ心配していたのですが、いつでも様子を見に行けるのであれば安心です！
早速部屋に荷物を運ぶために小太郎には一旦ケージの中で待機してもらいました。
ケージは小型犬用・中型犬用・大型犬用の3種類あり、小太郎が入っているのは中型犬用です。体重12キロ弱の小太郎ですが、案外広そうじゃないですか？
鍵は番号を設定するタイプのものなので、設定者以外はあけることができません。セキュリティもばっちりです。
ケージがおいてあるお部屋の中には水道やお皿類、ペットシートなども用意されていたので備品に困ることもなさそう。
いざ甲板のドッグラン
飼い主たちがお部屋に荷物を置いた後は早速ドッグランへ！ドッグランにはケージのあるお部屋から廊下を通って行きますが、ここはわんこは歩いてOKなので楽ちんです。
ちなみに写真の右手に並んでいる扉がウィズペットルームです。今回は予算の都合上泊まるのを諦めたけど、愛犬と同じ部屋でゆったり船旅ができるなんて夢みたいですよね〜。
ドッグランはこんな感じで水の設備も整ってます！この頃から小太郎の様子がちょっと変で、明らかに元気がない、なんだかしょんぼりしている、飼い主が走っても追いかけてこない！なぜ！？船酔い？それとも慣れない場所で落ち着かない？
ともあれしばらく遊んで小太郎にはケージに戻ってもらい、飼い主たちは甲板に出てみました。ちょうどこの頃に船が出発。
お風呂とレストラン
甲板に出て体が冷えたので大浴場でお風呂に入ったのですがここでミス。バスタオル忘れた.....
幸いベッドにフェイスタオルは置いてあったのでそれでなんとか体をふいたんですが、私は髪が長いので拭いては絞って拭いては絞ってする羽目に。。。もしかすると公式に書いてあるかもですが、女の人はバスタオル置いてないので注意してください。ちなみに歯ブラシはベッド脇に置いてありました。
大浴場自体はすごい綺麗でしたよ。一応大きい窓がついててオーシャンビューを眺めつつ入浴できるという触れ込みです。まあ熱気で曇ってたのと日が落ちた後で外は真っ暗だったから何も見えなかったけど。ロッカーとかドライヤーもついてます。最低限だけど、それで十分という感じ。
お風呂上がってから小太郎にごはんをあげにいったのですが、更に元気なくなっている！！！
原因は分からずですが、最近あんまりケージに長時間入ることがなかったからストレスと、やっぱり船酔いしたのかもしれません。
それと基本的にわんこに友好的な小太郎だけど吠えているわんこは苦手で怖がるところがあり、隣の隣のケージに入ってたわんこがひっきりなしに吠えていたので怯えていたのかもしれません。
ごはんをあげるといつもならヨダレを出して喜ぶのに、無反応...（ ｉ _ ｉ ）
ゆっくりゆっくり、時間をかけて何度か中断しつつやっと完食してくれました。こんなにごはんを喜ばない小太郎は初めてです。ごめんよ小太郎〜〜(；ω；)
そんな様子だったのでできるだけ小太郎のいるケージがある部屋にいようということになりました。
ちなみに人間の夜ご飯はビュッフェ形式もあれば単品料理(カレーとかオムライス)も選べます。売店にはカップ麺とかパンも売ってるみたい。
私たちはビュッフェを食べたのですが中はこんな感じ。値段は一人2000円だったかな？
味は至って普通ですが鹿児島のご当地の食べ物もあったりして結構楽しい！ガラガラやったけど。笑 他の人見てると結構単品注文してる方が多いみたいでした。
夜ご飯を食べ終わるくらいの時間には広場でクラリネットの演奏があったり中央のホールでプロジェクションマッピングがあったりと、乗客を楽しませるコンテンツもあります。へいわ〜。
泊まった部屋について
その後は疲れもあったので早めに就寝。
今回飼い主は１０人ぐらい共同で個別にベッドがありカーテンで仕切れるタイプのお部屋を選びました。他の人のいびきとか気にならなければこのお部屋でも十分かな。
(ただ朝起きたら部屋の中の空気が加齢臭ですごいことになってたので、私はもうあんまり泊まりたくないかも。)
荷物は部屋の前の廊下にずらりとコインロッカー(お金は返ってくるタイプ)が置いてあるので基本的に全部そこに入れてました。
朝起きてから小太郎を迎えに行くと、変わらず無気力、というかあんまり眠れなかったのかも？って様子でした。おやつを見せても反応無し。
小太郎には本当に申し訳ないことをしました、次からはウィズペットルームに泊まるか、残念だけどもう船には乗らない方がいいのかも。。。結局次の日まで丸2日異常に元気がないままで、
- 歩かない(トイレやお水も抱っこで連れて行かないとやらないし飲まない)
- 体に力が入っておらず横たわったまま動かない
- ごはんに興味を示さない
- 鳴かない
と、もはやなんか悪いもの食べたか病気してる？ってくらいでさすがに次の日の朝病院に連れて行ったのですが、恐らく船酔いとストレスということで特にお薬の処方はありませんでした。その次の日にはいつも通り元気にわんわん言ってたので多分先生の診察は正しいです(笑)
まとめ
というわけで、ネットにはウィズペットルームに泊まった人のレビューは乗ってたのですが、わんこをケージに預けた場合についてはあんまり情報がなかったのでまとめてみました。誰かの参考になると嬉しいです。
我々の教訓としては小太郎にはちょっと厳しい船旅だったかなあというところです。
あと、ずっと吠えてた隣の隣のわんこ、ケージ内に置いてあったトレーも破壊してたけどあれって弁償するんだろうか...ケージがある部屋は人間が宿泊してる場所からは離れてるからいくら吠えても迷惑にはならないだろうけど、きっとあのわんこもストレスたまってたんだろうなあ。うーん。
なんだか歯切れ悪いですが無事に帰ってこられて何よりです。終わり。
オマケ
これに関連して、船に乗ったストレスによる体調不良でごはん食べたくないけど、でももらったごはんは返したくない小太郎の様子です。#コーギー pic.twitter.com/thXPjvqHmD
— コギコタ (@corgithekotaro) 2019年3月5日
